1987年刊 筑摩書房
田中美知太郎(1902年‐1985年)は1950年に日本西洋古典学会を呉茂一らと設立するなどソクラテスやプラトンといった西洋哲学、西洋古典学を日本において大成させた研究者の一人です。また、戦後の保守論客としても活動して、保守系団体「日本文化会議」の終身理事長も務めた人物でもあります。
主著『ロゴスとイデア』の「あとがき」で田中は日本でもって哲学青年などとして流行している哲学に警戒感をしめし、こう述べています。
「私の求める読者は、ただ学を好み、正義を愛する人だったら、どんなに仕合せであろうと思うだけである。」
ひじょうに膨大な著作は全集として26巻にも及び、西洋古典哲学への探求が貫かれています。
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