2003年 中村元監修 春秋社
原始仏教とは、インドにおける初期の仏教のとこで、ゴーダマ・ブッダ(釈尊)自身の時代およびそれに続く弟子たちの時代、すなわち世紀全三世紀ころまでの時代の仏教を指す。
原始仏教の時代に集成編纂された聖典としては、上座仏教の伝えるパーリ語の原典が現存するものの中では内容的にもっとも完備している。パーリ―語は、ある時期に上座部の聖典用語として採用された。
このパーリー語聖典全体の日本語訳として、すでに戦前において『南伝大蔵経』65巻70冊が刊行され専門家のあいだでは広く利用されているが、その文体は漢文書き下し文に準じた一種の擬古文であり、戦後の国語文化の風土には難解である。
そこで現代の読者、特に若い人たちにも原始仏教に親しんで頂きたいと願い、古いパーリー語聖典の現代語訳を試みた。先年刊行された『ジャータカ全集』全10巻の続編ともいうべき、本書『原始仏典』。
混迷する世界へむけて、慈悲に満ちたブッタのことばはあるべき道を示しつづける。わかりやすい訳文で贈る現代語訳の決定版。
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