1978年 佐々久編 歴史図書社
江戸時代関ヶ原の戦いののち陸奥国に仙台城を築いた外様大名伊達政宗によって治められた仙台藩は約5万の人口にまで飛躍して東北一の都市となりました。仙台藩ではほかの藩が禄米が与えられるのとは異なって、知行地を与えるという中世的な制度をとっていました。そのため一門・一家・一族、侍衆や片倉小十郎内ノ者など10石以上の武士たちにじぶんの知行地の「先祖以来の拝領の由縁」を書き出させ、総計1932人の武士の知行由縁を60冊にまとめました。これは正宗時代から延宝までの勤功書であり、系譜とも見ることができます。そして当時の仙台藩の制度習慣も探ることができ、伊達仙台藩社会史の基礎資料たり得るものです。
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