図説 児童文学翻訳大事典 全4冊揃 を入荷致しました

2007年 大空社

児童文学は0歳から12歳頃までお子どもを聞き手読み手として想定されつくられた文学作品です。日本では童話としてなじまれ、空想やお話とおなじような使われ方もされ、昭和以降に児童文学という言葉が定着されました。サリンジャーやフランク・ボーム、日本では原ゆたかなどが有名です。また小川未明は「日本のアンデルセン」「児童文学の父」と呼ばれました。

本事典は第1巻に児童文学翻訳史、名作の紹介と起源、名場面・キャラクター集を収め、第2巻3巻を原作者と作品、第4巻を翻訳児童文学研究、作品年表と索引で構成されております。この4冊が手元にあれば、日本における海外児童文学の受容や諸作品の特徴が全体的な像として理解されるにちがいありません。

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