森嶋通夫著作集が入荷いたしました

2004年 岩波書店

経歴:
1923年に大阪市に生まれる。七年制の旧制浪速高等学校を卒業後、1942年10月に京都帝国大学経済学部に進学。大学在学中の1943年、学徒出陣により、20歳で徴兵される。
海軍中尉で敗戦を迎えた後、高田保馬・青山秀夫について経済学・社会学を学び、1946年に京都大学を卒業する。
その後は経済学部の助手を経て、1950年27歳の若さで、京都大学経済学部の助教授となるが、1年後の1951年大阪大学法経学部助教授に転出する。
1954年、大阪大学経済学部付属社会経済研究室の創設とともに、助教授として併任する。1963年に40歳で大阪大学教授となる。
1966年、大阪大学社会経済研究所に改組され、安井琢磨とともに日本における近代経済学研究の中心として広く世界に名を轟かせる存在となったといわれる。

 

戦後日本の経済学研究に大きな影響を与えた本書。

森嶋通夫の学問的業績の全貌。

1巻「動学的経済理論」
2巻「均衡・安定・成長」
3巻「経済成長の理論」
4巻「資本と信用」
5巻「需要理論――実物と金融」
6巻「リカードの経済学」
7巻「マルクスの経済学」
8巻「価値・搾取・成長」
9巻「ワルラスの経済学」
10巻「ケインズの経済学」
11巻「計量経済モデルはどう作動するか」
12巻「近代社会の経済理論」
13巻「なぜ日本は「成功」したか?」
14巻「なぜ日本は行き詰ったか」
別巻「自伝・年譜・著作目録」

 

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