フォークナー全集を入荷いたしました!!

大橋健三郎ほか訳 柄谷行人ほか解説 冨山房 1990

「武器よさらば」で有名なヘミングウェイとならび20世紀最大の作家であるウィリアム・カスバート・フォークナー(1897~1962)。南部アメリカの土俗的な世界を『意識の流れ』など様々な実験的な方法で描き、またミシシッピ州ラファイエット郡の田舎町オックスフォードで生涯を過ごし、オノレ・ド・バルザックに学んだ人物の再登場法(ヨクナパトーファ・サーガと呼ばれる)によってあらゆる作品間を行き来して錯綜とした作品世界をつくりあげていきました。
その実験性や作風はガブリエル・ガルシア=マルケスや莫言、日本では井上光晴、大江健三郎、中上健次、また研究者としては大橋健三郎が有名で、影響は世界へとどまるところがありません。
日本へ来日した際には太平洋戦争で敗戦国となった日本と南北戦争で敗戦国となった自身の郷里南部とをおなじ宿命を背負ったもの同士だ、として日本から新鋭がたくさん生まれるだろうと述べました。

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