1986年 筑摩書房
萩原朔太郎(1886~1942)は大正昭和期を代表する詩人です。
中学校在学時から創作活動を行い、文芸誌に短歌を投稿していました。また高校時代には音楽家を志しておりマンドリンオーケストラを編成し、指揮や作曲へもその才をのばしています。
大正2年に北原白秋主宰の『朱欒』にて室生犀星を知り、山村暮鳥と三人で人魚詩社を結成したのちに『卓上噴水』を創刊しました。
そして6年に非常に著名な処女詩集『月に吠える』を刊行します。この詩集は近代詩史に決定的な影響をあたえ、口語と自由律による新しい詩形を確立しました。12年には第2詩集『青猫』を刊行し、ほかに詩論『詩の原理』やアフォリズム集『新しき欲情』などこれまた決定的な影響を詩史へあたえ、恋愛歌や与謝蕪村などの研究も遺しました。
現在の詩は朔太郎からはじまったといっても過言ではありません。
全集は補訂版です。
★不要となりました本お売りください!
当店では、本の量が多く、東京・神保町の店舗までのお持ち込みが困難な方へ、無料で出張もしています。お気軽にお問い合わせください。
※申し訳ございませんが、内容や量によってはお伺いできないこともございます。あらかじめご了承ください。
買取ジャンルは問いません!
仏教書・宗教書・歴史書・社会科学書・哲学書・心理学書・理工書・人文科学書・国文学書・文学全集・戦記・軍記・戦史などの各種専門書から工芸書・写真集・書道書・美術書等、趣味の本など幅広く買取しています。
浮世絵・掛け軸・版画等古本以外の骨とう品・美術品も査定の上、金額にご納得いただけましたら、買取させていただきます。