有島武郎全集を入荷致しました

2001年 筑摩書房

有島武郎(1878~1923)。小説家。札幌農学校卒業後、ハーバード大学へ留学、日露戦争を契機としてキリスト教信仰へ疑いを持ち文学へ進む。港湾労働者を書いた処女作『かんかん虫』、『迷路』を書く。1910年、武者小路実篤・志賀直哉らと『白樺』を創刊。『二つの道』や『カインの末裔』、『クララの出家』など商業誌へかずかず発表し流行作家となる。著作集の刊行を礎にさらに創作へちからをいれ、『或る女』前後編を完成させる。しかし、次第に創作力が衰え、虚無的になり、軽井沢の別荘浄月庵で人妻波多野秋子と心中しこの世を去った。

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