!!ヒポクラテス全集を入荷いたしました!!

1987・88年 小川鼎三・緒方富雄 編 大槻真一郎 訳編責任 石渡隆司 訳協力 岸本良彦 ほか訳 エンタプライズ

ヒポクラテス(前460頃~前375年頃)。古代ギリシアの医学者。医師であった父より手ほどきを受け、そののち小アジアやギリシアの各地を遍歴して哲学者や医学者たちとおおく交流をもった。故郷へ帰った後は診療をほどこし著述へ専念した。
所説をあつめた60~70巻におよぶ『ヒポクラテス全集』はアレクサンドリアの学者によって編纂されたもので、ヒポクラテスだけの主張を取り上げただけではなくおおく彼に同調した人々のかんがえも加わっているとされている。解剖学や婦人小児の病気、薬物療法、外科などをあつかい、近代医学までおおきな影響をあたえた。全集のなかにある『金言集』は19世紀まで教科書としてもちいられ、医師の倫理をといた「ヒポクラテスの誓い」は現在でも医学界で唱えられている。
※本全集は87・8年版です。新訂ではございません。

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