新入荷:恐怖心の歴史

1997年 ジャン・ドリュモー著 永見文雄 ほか訳 新評論

ジャン・ドリュモー(1923-)経済・社会・文化史家。75年から94年までコレージュ・ド・フランス教授を務め西洋近代の宗教史関係の講座を担当した。フランス社会科学高等研究院委員長に就任している。フランス心性史研究の第一人者であり、アナール派の第三世代に属す。
本書はかれの日本語翻訳書第一号ですが、それはかれの業績のほんの一部分でしかないことはいうまでもありません。「安心と加護」「告白と許し」「ルネサンス文明」など野心的な研究で知られています。800ページを超える大著ではありますが、ジャン・ドリュモーの心性史への入り口として最適な一冊だといえます。

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