「言語と沈黙 言語・文学・非人間的なるものについて」を入荷いたしました。

2001年 せりか書房

ジョージ・シュタイナー (1929年-2020年)

米国の批評家・小説家。パリ生まれ。ジュネーブ大学教授。
オーストリア系ユダヤ人でパリに生まれ、ナチスから逃れ1940年米国に亡命、1944年に帰化。ニューヨークのフレンチ・リセで教育を受け、ギリシア語・ラテン語に通じている。オックスフォード大学で博士号取得後、ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジ特別研究員等を経て、1974年以降ジュネーブ大学比較文学教授を務める。1959年「トルストイかドフトエフスキーか」で批評家としての名声を得、「悲劇の死」(1961年)、「言語と沈黙」(1967年)、「バベルのあとで」(1975年)等がある。創作でオー・ヘンリー賞受賞。
本書では、言語と政治、言語と文学の未来、言語と全体主義と言語、そして言語と沈黙について、多岐にわたるテーマで「言語」について考察した1冊です。様々な小論・論説を用い幅広い視点から、アウシュヴィッツの後、文学・芸術の創造は可能かを問う、文学批評家スタイナーの核心を伝える記念碑的名著になっています。

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