「現代思想 総特集 陰陽道・修験道を考える 2021年5月臨時増刊号」を入荷いたしました。

20221年 青土社

『現代思想』は、1973年に中野幹隆が編集長として創刊した青土社の雑誌。
1975年からの三浦雅士の編集長時代に一つの黄金時代を迎えたと言われる。山口昌男、中村雄二郎、岸田秀、蓮實重彦、柄谷行人、栗本慎一郎、浅田彰などのニューアカ・ブームを生み出す一端となった。三浦が編集長を務めたのは1985年までで、その後の編集長は斎藤公孝、西田裕一らをへて、1993年から2010年までの編集長は池上善彦、その後は栗原一樹が編集長を務める。

「陰陽道・修験道」について特集された本書。
呪術や迷信、オカルトやサブカルチャーとしての印象が強く、現代思想からは遠い存在であるようにも感じられる”陰陽道”について、日本の宗教・信仰を広い視野のなかで思考しつつ、陰陽道と修験道を行き来しながら、さまざまな日本の思想との関わりについて紐解きます。
列島の古層にある信仰により近いように思われる陰陽道と修験道はいったいどのように形成され、そして後世にどのようなかたちで受け継がれているのかを徹底的に迫まり、これまでにない陰陽道・修験道の決定版となっています。

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