鈴木大拙150周年記念復刊 3冊 が入荷いたしました。

2020年 春秋社

鈴木大拙(18701966

明治~昭和期の宗教学・仏教学者。本名貞太郎。金沢市出身。1895(明治28)東大哲学科選科修了。円覚寺の釈宗演に師事、その推薦で渡米。在米12年間に独学で仏教思想を研究。仏典の英訳や英文による「大乗仏教概論」「禅と日本文化」などの刊行で海外への禅および仏教思想の普及に功績を残した。万国宗教史学会東洋部副会長に就任。帰国後は東京帝国大学・大谷大学などで教鞭をとる一方,東方仏教徒協会・松ケ岡文庫の設立など精力的に活躍する。東洋的知こそが、行き詰まった西洋合理主義の世界を克服する道という彼の文明批評は、世界の思想家たちに影響を及ぼした。

Living by Zen」の邦訳であり、西洋人向けに書かれ、現代の日本人にとってはかえって読み易く感じられ優れた禅の入門書とも言える「禅による生活」。禅問答を祖師方のさまざまな逸話を用いてわかりやすく解説した「禅問答と悟り」。オットーやエックハルトと引き比べて禅を理解しようとしたユングら海外の識者の論考をも収め、多様な視点から禅と仏教思想を探究した「金剛経の禅 禅への道」どれも禅による悟りの体験を通じて、読者を優しく導く代表的著作になっています。

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禅による生活

禅問答と悟り

金剛経の禅 禅への道