「政治と歴史 エコール・ノルマル講義 1955-1972」が入荷いたしました。

2015年 平凡社

ルイ・アルチュセール(1918-1990)
フランスの哲学者。アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)卒、同校講師。マルクス主義の構造主義的再評価をめざし、「資本論を読む」(E.バリバールとの共著,1965年)、「マルクスのために」(1965年)を発表。〈認識論的切断〉〈重層的決定〉といった概念を用いて俗流マルクス主義の経済一元論の克服を図った。1980年精神錯乱をきたし妻を殺害、収監された。

著者がエコール・ノルマルなどで1955年から72年までに講じた思想史講義をまとめた1冊。
マキャヴェッリ、ホッブズ、ルソー、マルクスなどの政治哲学者の思想を鮮やかな視点から解説し、政治と歴史の関係性を深く探求しています。歴史哲学の問題や政治哲学の発展、それらが現代思想に与える影響について議論された本作。アルチュセールの独特な視点と哲学的アプローチを通じて、政治と歴史の複雑な関係を理解するための貴重な資料となっています。

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